ミニッツ AWD ホイールベースの変更
ノーマルセッティングから各パーツをテストし見直すこの企画。
今回は『ホイールベースの変更』
狭い自宅のスペースで「定常円旋回」と「八の字走行」ができるようなセッティングを目指します。テスト項目や結果などの情報は「ノーマルセッティングからの再構築」の記事で確認してください。
前回はトレッド幅の変更。今回はホイールベースの変更。
どちらもクルマの性格を決定づける大きな要素です。実車で言えば簡単に変更することのできないクルマの素性の部分。ミニッツのセッティングもトレッド幅とホイールベースを軸にして考えると迷いが少なくなるのではないでしょうか。
赤字の部分のみ変更
フロント | リヤ | |
---|---|---|
スプリング | ミディアム | ミディアム |
キャンバー角 | 0° | 0° |
トー角 | 不明 | 不明 |
デフ | ギヤデフ | ギヤデフ |
タイヤ | ドリフト | ドリフト |
ホイール | ナロー | ワイド |
オフセット | +2.5 | ±0 |
トレッド幅 | 61.5mm | 59mm |
Mini-Z AWD レディセットのホイールベース
- ミニッツAWDドリフト仕様
- Vモーターを使用
- 広さ約80cm×80cmのフローリングで定常円旋回
- ボディ未装着
- ステア角は最大
選べるホイールベースは2種類、M(90mm)とL(94mm)。僕の使用している ミニッツ AWD レディセットの場合はこの2種類から選ぶことになります。
ちなみに新しく発売されるミニッツ AWD レディセット「ダッジ・チャレンジャー」はホイールベースLLが選択可能。ちょっと気になる存在です。
LLにするパーツもあるよ
ミニッツ AWD ホイールベースを変更しての走行インプレッション
ミニッツを買ってからホイールベースは一度も変更したことがありません。
そのためL(94mm)での走行は違和感だらけでした。
ホイールベースM(90mm)
いわゆるノーマルセッティングでの走行。全体的にノーマルな状態では「限界が低くスピンしやすい、安定感/楽しさに欠ける」というのが前回記事「ノーマルセッティングからの再構築」でのインプレッション。
コントロール性 | ★★★ |
楽しさ | ★★★ |
ホイールベースL(94mm)
ホイールベースが4mm長くなるとどうなるのか?
正直「 Lのボディは持っていないので走りやすくなると困る」と思っていたし「さほど変化はないだろう」と予想していた。
ところがどっこいですよ。かなり変化があります。
スピンが減り安定した走行が可能になりました。
まぁ逆を言えば曲がらなくなった。一生懸命に曲げようとしなければ曲がらない。しっかりと曲がるキッカケを作ってあげないといけません。 感覚的な話になってしまいますが、曲がるときの軸が変わったように感じます。
小回りを利かせるにはショートホイールベースのほうが良さそうですね。ただし直線は不安になりそうです。
コントロール性 | ★★★★ |
楽しさ | ★★ |
ホイールベース まとめ
ノーマルセッティングからホイールベースだけを変更した場合のインプレッションでした。
ホイールベースM(90mm)とL(94mm)を比較した場合、Mが曲がる、Lが安定している。自分の目指すセッティングがどこにあるのか?良く考える必要がありますね。
僕はMサイズのボディしか持っていないので余程のことがなければホイールベースM(90mm)を採用します。