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Mini-Z AWD DWSで「車高」をセッティングする

ミニッツ レディセット(MA-020)に DWSを装着。セッティングの幅が広がったので各部をテストしていきます。DWS の導入、「車高」以外のセッティングについては「ミニッツAWD(MA-020) に DWS を導入」をご覧ください。

今回のセッティングは説明書でいうところの「車高」の部分。ダンパーにスプリングスペーサーを噛まして車高を調整します。

この記事について

DWS スプリングスペーサーで車高調整

「車高調整」というか「プリロード調整」のような気がしますが、私はあまり詳しくないので気にせずに調整をすすめます。ちなみに「プリロード調整」とは「スプリングへの初期荷重(縮み具合)を変更することでサスペンションのストローク量を調整すること」

ここではスプリングスペーサーを使用してスプリングの縮み具合を変更します。スペーサーは3種類、スペーサー無しをあわせて4段階の調整が可能。果たしてどのような変化が起きるのでしょうか?

DWS スプリングスペーサー
▲ 取り外しはラジオペンチが便利

スプリングスペーサーの効果

基本的なスペーサーの効果は以下の通り。ドリフト走行ではリアが多少不安定なほうが良いのかな?と思いますが実際どうなのでしょうか。

DWS 車高
スプリングスペーサー少ない多い
車高低い高い
グリップ低い高い
安定安定不安定

スプリングスペーサーでの変化

実際に装着してリヤを高さ数センチのところから落として比較していきます。

スプリングスペーサー無し

スペーサー無しでは車重でかなりダンパーが沈みます。その分ストローク量も減少。衝撃の吸収は一番良さそうですが底付きもしてそうに見えます。車高がかなり低くなり見た目は良いがボディに干渉しそうでもあります。

手で押した感じだとダンパーの戻りが弱く少し頼りなく感じました。

スプリングスペーサー(小)

スペーサー(小)を使用すると「無し」と比較してダンパーの戻りも良く、車高も適度、衝撃の吸収も良さそうです。しかし車重での沈み込みはそれなりにあります。

スプリングスペーサー(中)

スペーサー(中)を使用するとサスの動きがシャキッとします。押したらすぐに戻ってくる感じ。落下テストで見ると跳ねているのがわかります。

スプリングスペーサー(大)

スペーサー(大)は固いです。手で押しても固く感じます。落下テストでも多く跳ねています。

走行インプレッション

実際に走らせてみます。

走行テストはいつもどおり1畳にも満たない狭いスペースでの定常円旋回、サイドターンなどを行います。路面はフローリングです。

スペーサー無し、スペーサー(小)

いわゆる柔らかめのセッティング。

まずすぐに感じたのは音が静かであること。そしてアクセルを多めに入れないとアクションを起こしづらい。特にスペーサー無しの場合は今までとの違いのせいなのか「きっかけ」が作れない。しばらく走って慣れたら問題はありませんでした。

スペーサー無しが一番見た目が良い。

スペーサー(中)、スペーサー(大)

硬めのセッティング。

走行音が大きくツルツルしてるように感じました。音の違いはサスが固くフローリングを叩くからでしょうか?こちらは特に違和感なく走行することができました。

スペーサー(大)はラリーカーっぽくてコレも良いですね。

あとがき

ダンパーのセッティングで気になるのは「衝撃の収まり具合」「路面の追従」「底付き」などでしょうか。それがドリフト走行にどれほど影響があるのかは不明です。しかしセッティングにより挙動が変化するのは明らか。どのようなドリフトを目指すのか、操縦性の好みなどでセッティングは変わってくるでしょう。

走行環境が狭く、路面はフローリングで起伏もないためスプリングスペーサーでの違いが感じにくかったかもしれません。とりあえずはスペーサー(小)または(中)を選択しておきます。他のセッティングでまた変わってくるかもしれません。スペーサー無しはボディとの兼ね合いもあり実用的では無かったです。

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