ミニッツ AWD サススプリングの変更
ノーマルセッティングから一箇所ずつパーツを見直すこの企画も3回目をむかえました。
今回は『サススプリングの交換』です。
この企画では「定常円旋回」と「八の字走行」を自宅の狭いスペースでこなせるセッティングを作ります。詳しくは以下の記事で確認してください。
テストの条件は以下の通りです。
- ミニッツAWDドリフト仕様
- Vモーターを使用
- 広さ約80cm×80cmのフローリングで定常円旋回
- ボディ未装着
- ステア角は最大
そして変更するパーツはサススプリングだけ。しかもフロントのみです。なぜならリヤ用は持っていないからw
のちのち『DWS』を導入することを考えるとリヤのパーツは手が出しづらいんですよねー。
\ついに DWS を購入しました/
赤字の部分のみ変更
フロント | リヤ | |
---|---|---|
スプリング | ミディアム | ミディアム |
キャンバー角 | 0° | 0° |
トー角 | 不明 | 不明 |
デフ | ギヤデフ | ギヤデフ |
タイヤ | ドリフト | ドリフト |
ホイール | ナロー | ワイド |
オフセット | +2.5 | ±0 |
トレッド幅 | 61.5mm | 59mm |
Mini-Z AWD レディセットのサススプリング(フロント)
標準ではミディアムが装着されています。ノーマル部品だと黒、アフターパーツだとグリーンですね。
アフターパーツのセットは5本のスプリングが入っていて、今回テストするのはソフト/ミディアム/ハードの3種類。
ソフト | レッド |
ミディアムソフト | パープル |
ミディアム(ノーマル) | グリーン(黒) |
ミディアムハード | オレンジ |
ハード | イエロー |
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ミニッツ AWD フロントスプリングを交換しての走行インプレッション
フロントサススプリングは交換が面倒。何度も交換しているうちに良い方法が見つかりました。フロントのボディマウントを外して、スプリングを指でつまみ縮めながら入れる。これでアッパー部分を分解せずに装着できます。取るときはドライバーなどで引っこ抜きます。
Medium(ノーマル)
フロントサススプリングを含めたほぼノーマルセッティング車両での走行は「限界が低く粘りもないためすぐにスピンしてしまう」というものでした。
今回のテストで改めて「ノーマルセッティングは曲がらない」と感じました。曲がらないものをアクセルワークで曲げた結果、限界が低くスピンする。以前は「曲がるけどスピンする」と思っていたので少し感覚が変わってきたのかもしれません。
コントロール性 | ★★★ |
楽しさ | ★★★ |
Soft(ソフト)
一番やわらかいスプリングをフロントに装着し定常円旋回。ノーマルセッティング同様に難しい走行となりました。少しスピンしやすくなったような気がします。「スピンしそう、スピンしそう」とヒヤヒヤしながらの走行。
コントロール性 | ★★★ |
楽しさ | ★★★ |
Hard(ハード)
全く期待のしていなかったハードを装着。少し車体が粘るようになりました。「このまま行けるかな〜」と思っていると急にスピンします。そして曲がらないのは相変わらず。
コントロール性 | ★★★ |
楽しさ | ★★★ |
3種類をまとめると
- Soft よくスピン
- Medium やっぱりスピン
- Hard 結局スピン
とにかくスピンします。
姿勢変化を少なくしたいならハード方向、荷重移動を積極的にしていきたいならソフト方向といったところでしょうか。どちらにしたいかは他のセッティング次第。
サススプリング(フロント)まとめ
以上、ノーマルセッティングでフロントスプリングだけを変更した場合のインプレッションでした。
残念ながらサススプリング交換のみでは良し悪しが決められないテスト結果。サスの硬さはジャイロの効きにも影響してくるので全体的なセッティングを出してから微調整程度にサススプリングを変更するのが良さそうです。
\微調整したフロントスプリング/