ミニッツ AWD ジャイロを装着
ミニッツ AWD レディセットのノーマル状態からパーツをひとつだけ変更して、その違いをテストするこの企画、第7回目は『ジャイロの装着』
必須パーツといわれるジャイロを装着するとマシンの挙動はどう変化するのか? 実際にテストしてみました。
この企画の基本情報は「ノーマルセッティングからの再構築」で確認ができます。
マシンのセッティング状況は以下の通り。
赤字の部分のみ変更
フロント | リヤ | |
---|---|---|
スプリング | ミディアム | ミディアム |
キャンバー角 | 0° | 0° |
トー角 | 不明 | 不明 |
デフ | ギヤデフ | ギヤデフ |
タイヤ | ドリフト | ドリフト |
ホイール | ナロー | ワイド |
オフセット | +2.5 | ±0 |
トレッド幅 | 61.5mm | 59mm |
テストは定常円旋回をメインに行います。テストの詳しい条件は以下のとおり。
- ミニッツAWDドリフト仕様
- Vモーターを使用
- 広さ約80cm×80cmのフローリングで定常円旋回
- ボディ未装着
- ステア角は最大
Mini-Z AWD ジャイロについて
ジャイロはマシンの姿勢を真っ直ぐに修正するパーツです。ドリフト状態でカウンターをあてたり、旋回時のマシンを安定させるようハンドルを自動で微調整します。
ジャイロはダイヤルで効きを調整することができ、右に回すと効きが強くなり、左に回すと弱くなります。最強だとマシンは全く曲がりません。最弱だとジャイロ未装着と同じ状態になります。
ジャイロについては以前にも検証しているのでこちらも御覧ください。
ミニッツ AWD ジャイロを装着
ジャイロはコネクタを挿すだけで簡単に装着でき絶大な効果をもたらします。上下逆に装着すると反対に効いてしまうので注意しましょう。
ジャイロなし(ノーマル)
ノーマルの状態での ミニッツ AWD は不安定かつ限界が低くすぐにスピンしてしまいます。カウンターも自分で操作が必要です。ところがノーマルセッティングではとてもそんな余裕のある挙動はしてくれません。カウンターどころか直線でフルスロットルにするのも不安定で神経を使います。
コントロール性 | ★★★ |
楽しさ | ★★★ |
ジャイロを装着
違いはすぐにわかります。ハンドル操作によるマシンの挙動が安定するので楽にスロットルを開けることが可能。スピンもかなり抑えることが出来ました。定常円旋回も自由にできます。
テストではジャイロの効きを半分より少し強めにしました。他のセッティング状況に合わせ簡単に効きを調整出来るのも魅力ですね。
コントロール性 | ★★★★★ |
楽しさ | ★★★★★★ |
小さなパーツでこれだけの効果があるのは驚異的です。他のパーツに比べ費用対効果も高く「ジャイロは必須」といわれるのもうなずけます。
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ジャイロの装着 まとめ
やはりジャイロは必須パーツでした。
路面にあわせ簡単にクルマの挙動を変更することが出来る最強のセッティングパーツだと思います。必要なければ効きを最弱にすれば良いだけ。とりあえずジャイロは付けておきましょう。