車高は低いほど偉い!ミニッツの車高をベタベタにする方法
クルマの車高は低ければ低いほど格好いい!
サスは硬ければ硬いほどスポーティー!
というわけでミニッツの車高を落としてみました。見た目を重視したカスタムですが、ボディが下がるので若干重心位置が下がり走りに好影響があるかもしれません。
逆にサスは硬く、ストロークも短く変更したのでバンプに非常に弱くなった可能性があります。
テスト走行で問題なしです。本格走行はまだなのでサーキットに行きしだい追記を行いたいと思います。
ミニッツ 車高を落とす手順
- サスリミッターを装着(フロント)
- サススプリングをハードに変更(フロント)
- ボディ取り付け部の位置を変更
- ホイールアーチ内部を削る(リア)
- ナックル交換でキャンバー角3度(リア)
- サススプリングを変更(リア)
かなり多くの手順を踏みます。なかには必要のない工程もあります。参考にする場合は現車合わせで必要な作業のみ行ってください。
施工後に本当に必要だと感じた変更点は①③⑤だけですね。
結果的には以下の画像のように車高が変化しました。もちろん走行に支障はありません(速い遅いは別の話)
AWD レディセット付属品「サスリミッター」を装着
サスリミッターは小さな部品ですが、しっかりと車高が落ちます。クリアランスもOK!
画像では車体下側を外してますが上からやったほうが簡単かもしれません。
フロントサススプリングをハードに変更
車高を落とすのにフロントスプリングの交換は必要ありません。
しかしサスリミッターの装着でストロークが減るためすぐに底づきしないよう強化してみました。
こんなんで1,000円は高いな〜w
ちなみにこのスプリングをリアにも流用しています。径があわないけどリアのストロークを半分程度に減らすことができます。
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ボディ取り付け部を上部に移動する(約4mm)
ボディ取り付け部分のパーツを取り、位置を上部へ変更、接着。約4mmほど変更しました。ちょっとやりすぎですね。2〜3mm程度のほうが良いかもしれません。
取り付けパーツは、接着剤をカッターで切ったあと割れないよう注意しながら強引に外します。
パーツに残った接着剤を除去。ボディ側の合わせ位置にある突起をカッターで除去。
今回は約4mmほど上に取り付けステーを接着剤で固定しました。さてどうなるか?
リアのホイールアーチ内部を削り干渉を抑える
タイヤがボディに接触するのでボディ内側をカッターで削りました。しかし前述どおり4mmも下げるとそれだけでは対処しきれません。
結局、キャンバー3度のナックルを導入したので、削る必要はありませんでした。接触が僅かであればボディ加工のみでキャンバーの変更はしなくても良いかもしれませんね。
リアのキャンバー3°で干渉を抑える
先日、リアナックルが折れて交換したばかりなのにまたナックルを購入。キャンバー角3°にしてみました。
交換手順は前回のリアナックル交換を参照。
取り付けてみるとたかが3°ですが、大きく変わります。これでボディとの干渉はなくなりました。
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リアサスのスプリングを交換しストローク量を変更
フロントの強化スプリングが余っていたのでリアナックル交換のついでにリアサスに流用。
径が違うため途中までしか入りません。つまりストロークが減ります。だいたい半分くらいになる。スプリング自体はノーマルより柔らかめ。
いったんこのセッティングで試してみることにします。
以上でベタベタセリカの出来上がりです。見た目は超カッコよくなりました!
LEDライトでさらに格好良くしました!
あとがき&実際に走行してみて
ベタベタセリカでサーキット走行してきました。
ガチガチのベタベタでグリップ走行
グリップタイヤを履きグリップ走行。走行に支障はなくガチガチに固めたサスペンションで問題なく走ることができました。
デメリットは特になし。少しストレートスピードが下がったように感じましたが、それがガチガチベタベタのせいなのかは不明。
良かった点としては、転倒が減りました。車高が下がり重心位置が下がった恩恵なのか?単純にうまくなったのか?ガチガチなので縁石を踏まないよう注意していたのは確かです。
ガチガチベタベタでドリフト走行
タイヤをドリフトタイヤに変更しドリフト走行。
コーナーでのドリフトにデメリットは感じませんでした。ところがストレートでの挙動が難しくなり、フルスロットにすることができません。サスが硬すぎてグリップが安定しないのでしょうか?
ジャイロの反応もあまり好ましくありませんでした。
全体的にガチガチベタベタセリカでのドリフト走行は楽しいものではありませんでした。
なので現場でできる限りのセッテイングを変更。フロントスプリングを柔らかめに、ジャイロの効きを調整。若干ですがストレートでの挙動は良くなりましたが、安定とはほど遠いものでした。
後日、リアサスのスプリングをノーマルに戻すことに。サスを戻すとタイヤがボディに干渉するので約4mmアップしたボディ取り付けステーを約1.5mmに変更。これでタイヤの干渉はなくなりつつローダウンに成功。
これでドリフト走行でも安定した走行ができるはずです。