ミニッツ AWD タイヤの種類
ミニッツのパーツって本当にわかりづらくないですか?
タイヤの種類でさえ僕にはさっぱりわからなかったので簡単にまとめてみました。
※バギー・フォーミュラーなどを除く
※京商純正部品のみ考察
公式サイト:京商ミニッツのタイヤ
タイヤの用途は2種類
※他に「ローハイト」というタイヤの厚みが薄いタイプもあり
まず大きくわけて「グリップタイヤ」と「ドリフトタイヤ」の2種類にわかれます。違いは材質ですね。
速さを求めるなら路面に良く食いつくゴム製の「グリップタイヤ」、車体を振り回し大きなアクションを楽しむなら樹脂製でツルツルと滑る「ドリフトタイヤ」
ミニッツ AWD にはドリフトタイヤが標準装備されています。
タイヤの太さは2種類
太さは2種類、ナローとワイドの2つの太さがあります。基本的にはホイールもタイヤの太さにあわせて使用します。
- ワイドタイヤは幅11mm
- ナロータイヤは幅8.5mm
ちなみに僕の購入した「ミニッツ AWD TOYOTA セリカ WRC 1993」はフロントにナロー、リヤにワイドが装着されていました。車種によりサイズが違うので自分の車を良くチェックしましょう。
グリップタイヤのタイプは2種類でコンパウンドは様々
グリップタイヤはラジアルタイヤとスリックタイヤという2つのタイプがあります。
ラジアルタイヤは溝が掘ってあるタイヤで、スリックタイヤは溝のないタイヤ。実車ではスリックタイヤのほうがグリップ力が高い。しかしミニッツでは逆になります。溝にカーペット(など)が絡むためラジアルタイヤのほうがグリップ力が強くなるようです。実車のサーキットのようにミューが高い路面であればスリックタイヤのほうがグリップするかもしれませんね。
ラジアル、スリックともにコンパウンド(硬さ)が数種類あります。しかし公式サイトを見ても廃盤商品などが混ざっていて現行品が何種類あるのかはっきりしません。
コンパウンド(硬さ)は、20°/ 30°/ 40° と表記され数値が大きいほうが固く、小さいほうが柔らかくてグリップ力が強くなります。
※数値は一例です。実際の数値とは異なる場合があります。
ラジアルとスリックの比較
「ラジアルタイヤのほうがグリップ力が強いのであればスリックタイヤ必要ないじゃん!」
ところがそう単純な話ではないようです。ラジアルタイヤはグリップが強いけど摩耗して溝が減ってくるとグリップが当然弱くなる。つまり「グリップ変化が激しい=安定走行が難しい」となるようです。どちらかと言うとレース向け、タイムアタック向けのような感じ。普段走りなら変化の少なくコストパフォーマンスの高いスリックタイヤがオススメ。
ってお店の人に教えてもらいましたw
ドリフトタイヤは1種類
ドリフトタイヤはわかりやすくて1種類のみ。材質はプラスチックのような材質で「これは滑るなぁ」と思えるタイヤです。
装着の仕方
基本的にはタイヤの段差があるほうが内側になります。
グリップタイヤは柔らかいので脱着が簡単ですが、ドリフトタイヤは硬いのでなかなか脱着が大変です。脱着の手間を省くためにホイールを何種類か用意しておくと良いかもしれません。
ドリフトタイヤ→グリップタイヤ 着用例
ドリフトをするために購入したミニッツですが、速く走るミニッツも楽しそうで試したくなり「ドリフトタイヤ」から「グリップタイヤ」に変更してみました。
何を選べば良いのか全くわからなかったのでお店の人のおすすめを購入。フロントがグリップしすぎると店頭しやすくなるとのことでフロントはやや硬めとなっています。
- フロント:ドリフトタイヤ から スリックタイヤ40°(幅:ナロー)
- リヤ:ドリフトタイヤ から スリックタイヤ20°(幅:ワイド)
このセッティングで AWD でも快適にグリップ走行ができました。速く走るミニッツも楽しい!
ちなみにフロントをドリフトタイヤのまま走行したところ、全く曲がらなくなりました。どれくらい曲がらないかというと「車線変更するのが精一杯」な感じ。これはこれで楽しいのでやってみてくださいw
あとがき
ざっとタイヤの種類をみてきました。
ドリフト/グリップ、ナロー/ワイド、ラジアル/スリック、コンパウンド、どの組み合わせが自分にあっているのか?じっくりと検証してみたいと思います。セッティングを作っていくのもラジコンの楽しさの一つですね!