ミニッツ AWD ウエイトを使って左右のバランス調整
左にモーター、右に電池4本を搭載したミニッツ AWD はお世辞にもバランスが良いとは言えません。実際に走らせてみても左右のフィーリングはかなり違います。大きなコースを走っていると気になりませんが自宅の狭いスペースだとかなり気になります。
そこでウエイトを使って ミニッツ AWD の左右バランスを改善することにしました。
ミニッツAWDのバランスについて
ミニッツ AWD ウエイトを使って左右のバランス調整
かなりアナログな方法になりますがバランスウエイトを貼っては走らせ、バランスを量り調整していきます。
使用したのはRC用に売っているウエイト。特にミニッツ用ではありません。京商からミニッツ用も発売されていて使い勝手はそちらのほうが良さそうですね。
安い!
使用したウエイトはハサミで簡単に切ることができ便利。
仮止めをして位置や重さを調整を繰り返します。
- ボディを被せたときに干渉しない場所
- できるだけ低い位置
- 分解にも支障がない場所
上記の条件を求めた結果、左右ともに約82gと改善しました。
最終的な状態は以下の画像の通り。
リヤタイヤ側の荷重はOKですが左右全体で見るとまだ電池側が重いようです。
ウエイト調整後の走行インプレション
あくまで僕のクルマでの話です。
ウエイト装着前と後で比較してみました。比較方法は同じアクセル開度と同じステア角で定常円旋回を試します。
ウエイト使用前
同じようにまわるには右旋回時はアクセルを緩めないと出来ません。
- 左定常円旋回OK
- 右定常円旋回NG
ウエイト使用後
まだ若干、右旋回時に巻き込みやすい傾向はあるものの、ほぼ同じように回ることができました。
- 左定常円旋回OK
- 右定常円旋回OK(許容範囲)
もう少し詰めていきたいところですが、とりあえずはOKとします。
ミニッツ AWD TOYOTA セリカ WRC 1993 ウエイトを貼った場所について
貼ったのは画像の通り2ヶ所。
- モーターカバー
- 左後輪前
モーターカバーと一緒にウエイトが外せるよう装着。これより上側はボディのアタッチメントが干渉するので取り付け不可でした。
左後輪前はそのままつけるとリヤセクションとボディに両面テープがついてしまうのでテープの上下をカット。なおタイヤをワイドからナローに変更しているのでスペースがありますが、セリカ標準のワイドタイヤだと干渉してここには取り付けができません。
あとがき
左右後輪のバランスは取れたけど全体的な左右バランスには改善の余地あり。
これ以上は内部にウエイトを付けないと改善が難しそうです。もしくは内側にセットされる電池を軽量化?金属製のモーターカバーなども効果がありそうです。
失敗作
ともあれ走行フィーリングはかなり向上するし、ウエイトは安価なのでAWDを使っている人にはオススメのセッティングです。お試しください。