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はじめてのピニオンギヤ交換【ギヤ比7.23:1→4.50:1】最高速仕様へ

ミニッツ AWD のギヤ比を変更しました。

対象商品は「TOYOTA セリカ WRC 1993」で、使用したパーツは全てレディセットに同梱されているものです。

ミニッツの説明書は構造について詳しく記載がありますが、それぞれの作業についての詳細がなく、ギヤ比を変更するにはどこを分解するのか手順の記載がありません。

なので備忘録もかね「ギヤ比変更」の手順を紹介。

※作業は自己責任にてお願いします。

この記事について

ミニッツ AWD ギヤ比変更

ミニッツ
AWD
ボディを外した状態
ボディを外した状態

リアセクションを切り離します。上側2本、下側2本のネジを外す。

ドライバーは付属していないので「精密ドライバー」が別途必要100円ショップなどでも売っています。僕はAamazonで安物のセットを購入。良いドライバーを使ったほうがネジが長持ちするのでその辺は好みで!

上側の2本(通常ねじ)
下側の2本(皿ネジ)

ネジを外したらリアセクションを引っ張って分離。簡単に外れます。

次にモーターカバーを取り、モーターを外します。

モーターは、モーターホルダーの変更がなければ外す必要はありません。今回のギヤの組み合わせはホルダーの変更が必要。

モーターカバーは手で簡単に取りはずしできます。

スパーギヤは引っ張れば取れます。

ピニオンギヤは硬いので付属の「ピニオンギヤはずし」を使用。

モーターを車体から取り外すときはコードが邪魔になるので、コードの固定をフリーにしておきましょう。無理に引っ張って切らないよう注意。

皮膜が柔らかいのも注意
全体図

取り外しが完了したら、ギヤを交換して組み付けていきます。

  • モーターホルダーの交換。向きがあるのでしっかりと確認。
  • ピニオンギヤとスパーギヤの取り付け。
  • 外したモーターのコードを固定。
  • モーターカバー取り付け。
  • リアセクションを元通りにネジ止め。

以上でギヤ比の変更は完了です。

タイヤを手で回して抵抗なくモーターが回るか確認しましょう。

僕はピニオンギアの差し込みが甘くてボディと干渉しモーターが回らないという失敗をしましたw

ギヤ比について

今回は、7.23:1(初期設定)から4.50:1にギヤ比を変更しました。ミニッツ AWD レディセットに最初から同梱されているパーツの組み合わせで一番の最高速仕様です。

ミニッツAWD 付属品ギヤ比(ピニオンギヤ×スパーギヤ/ギヤ比)

  • モーターホルダー1
    15T × 31T / 7.23:1(初期設定)
    17T × 29T / 5.97:1
    19T × 27T / 4.97:1
  • モーターホルダー2
    17T × 31T / 6.38:1
    19T × 29T / 5.34:1
    21T × 27T / 4.50:1
  • モーターホルダー3
    19T × 31T / 5.71:1

ギヤ比の基本は以下の通り。

ギヤ比(大)ギヤ比(小)
最高速下がる上がる
加速上がる下がる
走行特性コーナー重視直線重視
走行時間長くなる短くなる
(大)7.23:1 〜 (小)4.50:1

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最高速仕様で実際に走ってみた

ギヤ比を変更後にいつものサーキットにいき実際に走ってみました。

いつものサーキットはミニッツ動画でよく見かけるコースに比べかなり高速よりのサーキット。最高速仕様でも十分に楽しめるのではないか?と臨んでみたものの・・・。

最高速はかなり上がりました。ノーマルモーターで「XSPEEDミニッツモーター Vのローギアよりセッティング(正確には不明)のRWD」とほぼ同じスピードとなりました。ノーマルモーターでも戦えることを証明。

しかし!

コーナーが気持ちよくない。「立ち上がりの遅さ」なのか「進入速度を抑えないといけない」ためなのか。どちらにせよコーナーを軽快に駆け抜けることができません。

タイムは計測してないのでどちらが速いのかは不明。レースに参加するわけでもない趣味的な観点から言うと「なし!」だと思いました。遅くても良いから楽しく走りたい。

というわけで少しづつローギアに変更して自分にベストなセッティングを探します。

あとがき

モーターを変更すればいくらでも速くできると思います。

しかし速すぎると操作性は悪くなる。そうなると楽しめないですよね。

ノーマルのモーターで最高速仕様にセッティング。難しければ少しづつスピードが下がるセッティングをする。最高速仕様で物足りなければモーター変更を考えます。

\めちゃ速くなるよ/

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