ミニッツ AWD 電池を少なくして軽量化&バランスの向上を目指す。
ミニッツで使用する電池は車体側で単4電池が4本です。電池を減らして軽量化と左右バランスの向上を目指しました。
ミニッツ AWD の重量バランスについては以下の記事を参考にしてください。
Mini-Z AWD の軽量化と重量バランスの向上
ミニッツ AWD の電池を減らすことでどんな効果があるのか想像してみました。あくまで想像で実際の検証前に考えていたことです。さてどうなるか?
AWDの軽量化について
早く走ることを目的としないドリフトAWDでは軽量化の恩恵は少ない。なので軽量化はあくまで副産物で左右のバランスを改善することが目的。よって電池が減ることによるパワーダウンも多少であれば目をつぶることができる。
AWDの重量バランスについて
AWDの重量バランスは見るからに悪い。アクセル開度とステアリング角度を同じにして走行してみると右と左で同じように定常円旋回を行うことができない。とにかく電池側が重いのだ。
電池を4本から2本に減らすと重量バランスは改善される。単純な重さの計測では電池を下側2本にするのが最適だった。
しかし電池2本のみでは通電しないのでダミー電池を上側に2本装着。これで通電はOKだ。
ダミー電池の作り方
電池数を減らして走行してみる
パワーダウンは想定していました。
2本の電池(プラス2本のダミー電池)でスイッチON
いざアクセルを握ると・・・動かない!なんと電圧が低くなりすぎなのかモーターが回りません。タイヤを手で少し動かしてやるとトロトロと回り出す。当然ながら床に置いての走行はできない。
ここまでパワーダウンするとは思わなかった。
では電池を3本(ダミー電池1本)にしてみよう。これでモーターが回ることを確認。パワー的にはトレーニングモードと同等かそれ以下。想定以上のパワーダウン。電池数も1しか減らせない。なんとも中途半端な結果になった。
これなら4本の電池を使い、電池とは逆側(モーター側)にウエイトを付けてバランス調整したほうがスマートで良いだろう。
あとがき
- 電池2本でミニッツは走らない
- 電池3本で走るが実用的ではない
以上のような結果となった。
ダミー電池を作り、バランスを試行錯誤したのは無駄となってしまったが、もし似たようなことを考えている人がいたら「そうそう上手くいかないよ」ってことでこの記事を参考にしていただければと思う。
ダミー電池の既製品