ミニッツ AWD を RWD に変更して遊ぶ
私の所有しているミニッツは「レディセットの AWD」
四輪駆動でドリフトを楽しんでいます。でもやっぱりドリフトって後輪駆動のイメージが強いですよね!
というわけどレディセットの AWD を RWD に改造して一時的に後輪駆動のドリフトを楽しんでみました。
ミニッツ AWD(MA-020)を RWD に改造する方法
この記事の内容は、AWDをRWDに変更する方法です。
しかしRWDを本気で楽しみたい場合は本物のRWDを購入しましょう。あくまで簡易的に後輪駆動でドリフトを楽しむための方法なので過度な期待は禁物です。
AWDをRWDにする方法はいくつか考えられますが私が一番手っ取り早いと思った方法はこちら。
フロントの「ユニバーサルスイングシャフトを分解する」
フロントのユニバーサルスイングシャフトのシャフト部分を外します。突起にささっているだけなので簡単に外れます。ただし樹脂製なので一度広げると弱くなったり外れやすくなったりする可能性があるので注意。私は新しくパーツを購入しました。4本1,200円は結構なお値段ですがスペアパーツも手に入ったと考え良しとします。
「標準のスイングシャフト」と「分解してアタマだけになったスイングシャフト」を交換すれば RWD の完成!
フロントデフは常に空回りをして無駄な力を使ってしまいますがあくまで簡易的にRWDを再現しているだけなので気にしてはいけません。
では実際に走らせてみましょう。
ミニッツ AWD を RWD化してドリフト走行
大きな期待を持ってスロットルオン!
なんと・・・前に進みません!
後輪は空回り、前輪は路面を捉えるグリップがありません。これは予想外。
フロントタイヤをグリップタイヤに変更
クルマが前に進まなければドリフトどころの話ではありません。とりあえずフロントタイヤをグリップタイヤに変更。すると無事に前に進むようになりました。
しかし一難去ってまた一難。
曲がろうとするすぐにスピン。どんなに丁寧に操作してもスピン。これでは楽しめない。
ジャイロを強くする
ドリフト仕様の時は中間程度に設定していたジャイロですが、スピンを回避するためほぼMAXに強めました。
これによりわずかですがスピンが減りました。
それでもまだまだ楽しむレベルには程遠い…。
トレーニングモードに変更
気づいたのは「とにかくパワーがありすぎて扱えない」ということ。
モーターを変更することも考えましたが、ここはお手軽にトレーニングモードに変更することにしました。
トレーニングモードへはスロットルをバックに入れたままプロポの電源をON、ランプがついたらスロットルを離せばOK トレーニングモードになっていればプロポのランプが「点滅・点滅・間・点滅・点滅・間」と繰り返します。
これでかなりマシになる。しかしまだまだ足りない。
デフをギアデフに変更
リアのデフをデフロックからノーマルのギアデフに変更しました。
僅かですがコントロールしやすくなったように感じます。でもまだまだ…
セッティングをグリップ重視に変更
私のマシンのリアセクションは DWS に変更しています。その DWS のセッティングをグリップよりに変更しました。これも僅かですがコントロールしやすくなったように感じます。
ここまでの変更を行った結果、時折ドリフトのようなことができるようになりました。
頑張って操作すると上手くいくことがある…なんとかギリギリ楽しめるレベルまで到達。もう少しセッティングを煮詰めればさらに良くなるかもしれません。
が、とりあえず AWD を RWD に変更して楽しむことができたのでここまでとします。セッティングを変えまくったので気軽に楽しめるとは言いづらくなってしまいました。
頻繁にRWD化を楽しむのであれば専用のリアセクションを用意してまるっと交換するようにすれば良いですね。←RWDマシンを買いなさいw
あとがき
この記事でのテスト走行はいつもどおり「約1畳のスペース」「路面フローリング」の環境なのでもっと広いスペース、もっとグリップする路面であればもっともっとRWD化を楽しむことができると思います。
当初予定していたより手間はかかってしまいましたが、ほとんどお金をかけずにRWDを楽しむことができるので興味ある方は是非チャレンジしてみてください。またもっと良いRWD化の方法があれば是非教えて下さい!